さつきさん本の感想!リボルバー
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原田 マハ
オークション会社に持ち込まれた、錆びついた一丁の拳銃。
出品者は「あのリボルバーは、フィンセント.ファン.ゴッホを撃ち抜いたものです」と言います
フィンセント.ファン.ゴッホ
アルル時代、画家仲間のポール.ゴーギャンと共同アトリエで製作していたが、絵画に対する意見の不一致から、ゴーギャンは去ります。
引き留めようと、自らの耳を切る事件は有名ですが、その後精神を病み療養院に入院、最後はピストル自殺を図ったと言われています。
果たして、この拳銃は本当にゴッホを撃ち抜いた物なのか?
ゴッホとゴーギャンの関係性について、博士論文を書いている、オークション会社の冴は、2人が暮らしたオーヴェルに向かい、丁寧に調べていきます。
実際に、リボルバーは競売にかけられ、16万ユーロで落札された話に基づいたフィクションですが、美術に詳しい著者の本を読むと、まるでノンフィクションのようです。
さつきさんプロフィール
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