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さつきさん本の感想!彼女は頭が悪いから

彼女は頭が悪いから
姫野カオルコ

本屋さんで「再び注目されています」のポップに惹かれて手に取った文庫本です。

実際にあった東大生5人による強制わいせつ事件。
大勢の人たちの反応に違和感を感じた著者。
この違和感は何なのか、考えつづけ綴ります。
あとがきに、本作はいやな気分といやな感情を探る創作小説ですと書かれていましたが、読んだ後、ほんとうに何ともいえない嫌な気持ちになりました。

悪いのは、被害者なのか、加害者なのか、加害者の親なのか。

似たような事件はたくさんありますが、東大生だからできる頭脳による手口。

先日某紙で「虚実のはざま 作られる真相」という特集をやっていました。
デマを疑わず投稿、拡散。
別人なのに犯罪者、悪者にされ、拡散されて叩かれる。

最近増えているネットでの誹謗中傷。
この本でも、被害者なのに誹謗中傷されます。
それがとても嫌な気持ちになるんだと感じました。​


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さつきさんの本の感想!BUTTER

BUTTER
柚木 麻子

なるべく新刊に近い本をお勧めで感想を書いていますが。
先日、ザ!世界仰天ニュースで、木嶋佳苗死刑因を特集していて、以前彼女をモデルにした本があったと思い出して再読してみました。

著者は実際に起きた事件を元に作り上げたフィクションと言ってますが、北原みのり著の「毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記」を参考文献にしてます。

太っていて、容姿も良い方だとは言えない彼女。
それでも彼女と付き合う人は、夢中になって尽くし貢ぎます。
料理上手で、肌は透きとおっていて、男性を受け止めるのか上手。
実際に彼女の拘置所ブログを見て、字の綺麗さに驚きました。
もっと驚いたのは、3度の獄中結婚をしている事です。
彼女の何が魅力で、男性を寄せつけるのか。
とても気になりました。

心も体も早熟していた彼女は同性からは敬遠されます。
自然と相手をしてくれるのが男性だけだったからか。
なぜ殺す直前に、美味しい手料理でもてなしたのか。
なぜ何人もの殺人を犯したのか。
最後まで罪を認めていませんので心情は謎のままです。​


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さつきさん本の感想!オルタネート

オルタネート
加藤 シゲアキ

吉川英治文学新人賞、直木賞候補にもなった作品です。
NEWSのファンではないですが、デビュー作からほぼ読んでいるのに、
この作品だけは、主人公が高校生、マッチングアプリ等、あらすじだけ見てあまり興味がわかず未読でした。

今月発表の、本屋大賞にもノミネートされているので、遅まきながらも読んでみました。
結論から言うと、面白い!もっと早く読めばよかったと思いました。
NEWSのメンバーでいるのに、もう一芸無いと自信が持てないというきっかけで小説を書き始めた加藤君。
もう作家に転身してもやっていけます。

高校生達の真っ直ぐで清らかで熱い想い。
読んでいて、私も高校生に戻りたい。
適当に過ごしていたあの時代を、もっと色々な事に一生懸命になってやり直したいと強く思いました。
前に進むのを迷っている時に、きっと背中を押してくれる作品です。


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さつきさん本の感想!それでも、陽は昇る

それでも、陽は昇る
真山 仁

前作のロッキードがインパクトありすぎて、地味に感じてしまいますが。
今作は、ノンフィクションを織りまぜたフィクションです。

阪神、淡路大震災、東日本大震災を語り継ぐ活動を行い、被災にとっての本当の復興とは何かを探っていく話です。

「阪神、淡路では、あまりに復興が早かったために、もっとじっくりと考えるべきやったことの多くは不問に付され、やがて封印された。
そして、とりあえず都市としての機能を取り戻した段階で、復興完了となった」

「東日本被災地は、防波堤は続々と完成しているし、嵩上げも進んでいる。
大型ショッピングモールの誘致にも成功して、人の賑わいが戻ってきた」

でも現実は、今もまだ仕事がない人、仮説住宅で暮らしている人。
日常生活を取り戻せていない人がいっぱい。

毎年1月17日、3月11日
1ヶ月前ぐらいからメディアが震災を取り上げて始め、その日を迎えて、それで終わり。

被災後は、聞きたい事、知りたい事がたくさんあるのに、誰に問えばいいかが分からない
助けたいと思っても、知識がない。
そんな人たちに、1番アドバイスできるのは
似たような経験をした人たち、被災者たち。
被災した時のことなんて、何も覚えていない、何もかも夢中だったから。

でも、自分が失敗した事なら話せる。
あるいは、行政が、組織が失敗して酷い目にあったことなら、伝えられる。

「多くの失敗を記録し、語り継ぐことで、同じ過ちを繰り返さない」
最後の、この言葉が胸に突き刺さります。​


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さつきさんの本の感想!ロッキードの画像

さつきさんの本の感想!ロッキード

ロッキード
真山 仁

表紙に田中 角栄さん
総591ページと、単行本2冊分相当の厚み
外観も中身も、とてもインパクトのある本です。

丁寧に丁寧に取材、検証しています。
その内容に圧倒されました。

一部抜粋してみます。
そもそも角栄は、本当に5億円のカネを受け取ったのだろうか?という疑問だ。

検察は、4回にわたり合計5億円を榎本敏夫を介して、田中総理に渡したと主張。

4回に分けて?
最も人目を避けたい行為を、なぜ4回も繰り返すのだろうか。
そもそも5億円の札束は、車のトランクに充分収まるボリュームなのだ。
すべて現金授受は白夜堂々と行われている。

著者は供述通りに、実際にこのルートを車で走行してみると問題点続出です。
さらに、交通が麻痺を起こすほどの積雪があったという重大な事実が見落とされていたのです。
検察が調書作成の際に、この日の大雪を検証しなかったのも不可解である。

学力優秀だけど、家庭の事情で進学を諦めざるを得なかった角栄さんですが、代議士に当選したら、まず六法全書の暗記をします。
国民の生活を豊かにする法律の必要性を感じ、法を研究して議員立法を連発。
通産大臣時代は、毎朝陳情客の話をしっかり聞きます。
常に、政治は国民のものであると言っていた角栄さん。

一貫して、ロッキードという会社から、一円も受け取っていないと言い続けて、最後は脳梗塞で倒れてしまいます。

検察、アメリカ、色々なものに嵌められた説はありますが、政治家 田中角栄の息の根を止めたのは世論。

「かつて今太閤ともて囃した国民こそが、角栄を葬ったのだ」衝撃の一文です。

色々な事を考えさせられる本でした。
今期1番おすすめのノンフィクションです。​



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