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さつきさん本感想!合唱 岬洋介の帰還

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合唱 岬洋介の帰還
中山 七里


すっきりしない天気が続き、音楽で癒しを求める事が多くなりました。
そんな中、いつまでもショパン、もういちどベートーベンの岬 洋介シリーズの最新刊が文庫で発売されました。

司法試験をトップで合格し、研修時もトップの成績で、検察官からの誘いもあったのですが、あっさり放棄しピアニストになった岬先生。
彼の奏でるピアノは素晴らしく、誰もが虜になってしまいます。

今作は残念ながら、岬先生のピアノのシーンはありませんでした。
研修時代の仲間が無罪で逮捕されて、その仲間を救う為に海外から帰ってきました。
頭脳明晰で事件を解決していくのは素晴らしいですが、こんな季節だから岬先生のピアノを聴きたかったです。

岬先生が救った、天生さんもベートーヴェンを聴いて言ってます。

半音階を落ちていく旋律は、迫りくる戦慄と化し、聴く者は不安と勇猛の対決を見守るしかない。
絶望と怒り、奈落の底から光を求めて伸びる指先。
地の底から形容しがたいほど激烈なエネルギーが湧き起こってくる。やがて弦奏に導かれるかたちで全ての楽器が咆哮し、第一主題のユニゾンが壮大な楽章のピリオドを打った。

休憩時間、終わり。
天生は停止ボタンを押して、しばし余韻に浸る。
たった十五分間、されど至高の十五分間。
精神的疲労は消し飛び、清新な気持ちで作業を再開できる。

音楽の力はすごいですね。​



さつきさんプロフィール
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